英語発音改善!英会話の発音を改善する上で理解するべきことと対策

英語の勉強を始めて、しばらく経っている人でも、一般的になかなか乗り越えられない壁がこの発音の壁です。キレイな発音で英語が喋れる人は、「この人、英語がペラペラなんだ!」と、周りから注目を集めることが多いですよね。

一つの言語という幅広い学習分野を、せっかく長い時間をかけて一生懸命習うのですから、キレイな発音をマスターして、立派に使うことができるようになりたいものです。

今回は、公立中学校で普通の学生だった私が、独学で上智大学英文学科に合格し、ニュージーランドに移住、数々の現地企業の採用面接に受かるようになるまでのレベルに引き上げた自身の経験を含め、英語の発音改善をするうえで理解して欲しいことと、特にピンポイントで練習してほしい英語独特の発音をまとめました!

日本語と英語の発音の根本的な違い

英語の発音で、どこが、なぜ難しいのか理解するために、まず知っておきたいのは日本語と英語がいかに違うかということです。世界の数ある言語の中でも、類似性という観点からみると、非常に離れた位置にあるのが英語でしょう。ご存知の通り、主語や述語の位置を含めた言語の構造だけではなく、言葉の発し方も非常に異なります。

代表的な違いが、文章の持つ母音の多さです。母音はグーグルにてこのように説明されています。
”声が口を出るまでの間、その通路が舌やくちびる等で妨げられない時の音。標準的な現代日本語では、ア・イ・ウ・エ・オの五つ。”そして、日本語は非常に母音をよく使う言語です。

例:わたしはサッカーがしたいです

例えば、「わたしはサッカーがしたいです」(watashihasakkaagashitaidesu)という短い文章に、日本語は母音が13個あるのに対し、同じ意義を持つ英語の文章「I want to play soccer」には、5個しか使われていません。このように、母音の数に違いがあります。

日本語は、「か」(ka)のように基本的に子音だけで終わらせることはない(子音が来た後には通常必ず母音も入る)ため、その癖が反映し、「アイ ワント トゥー プレイ サッカー(ア)」のように、子音だけの表記も母音と一緒に発音してしまうことが多いのです。

「と」「も」「く」など、母音と一緒に発音する子音は、声や息の量が小さくても聞き間違いが起こりにくいのにたいし、英語特有の子音で終わる言葉は、あとにつづく母音がないため、大きな息継ぎで、はっきり発音しないと聞き間違いが起こりやすいです。(「t」「m」「k」など)例えば、「mom」/「man」、「heap」/「heat」、「cheek」/「cheat」などです。このように、基本的な発音の違いが根本となって、日本人にとって大きな発音の問題が生まれるのです。

発音を矯正することのメリット

正しい発音を習得することで、様々な面から英語力がぐんと上がります。英語そのものに対する理解が増し、学習に対するモチベーションも違ってきます。

発音が上手くない人は、英語に接することによりストレスを受ける傾向にあります。リスニングトレーニングなどで聞いている英語と、自分が実際に理解し発音できる音声が違い、混乱するためです。キレイな発音を発音できるまでにマスターすることによって、英語を読むときも書く時も、頭の中にキレイな発音のイメージが流れるため、英語を読み書きすることが、より楽しくなり、学習効果も向上します。

リスニング能力が一瞬にしてぐんと伸びる

日本語との違いを理解し、英語の発音までできるようになれば、今度はリスニング能力が一瞬にしてぐんと伸びます。英語の特徴的な発音の仕方で、子音と子音が隣り合わせになった時にどのような発音をするのか、発音の自己練習をしながらひとつずつ理解していけば、いざ英語を聞いたときに一つ一つの単語がすっと入ってきて、文章全体をよりスムーズに理解できるようになります。

それは、英会話にも影響します。リスニング力も伸びたうえで、相手に理解しやすい英語の発音のおかげでコミュニケーション力がより強くなります。発音をしっかり鍛えれば、相手に聞き返されてたじろぐこともありません。

発音をするときに気をつけること

さて、発音の構造を理解したら、実践編に移りましょう。日本語の発音をするとき、のどで息継ぎをしている方が多いのではないかと思います。それはつまり、先ほども述べた通り、日本語で意思疎通をするときには、聞き間違いが起こりにくい構造のため、特に大きな息継ぎが不要だからです。

しかし、逆を返せば、英語は大きな息継ぎが必要です。日本人の感覚には、近くにいる相手に必要以上に大きく話しかけたり、はっきりものを言いすぎると、失礼に当たるのではないかという、潜在意識があるかもしれません。しかし、そのような固定観念を捨て、口を大きく動かし、吐く息に強い力を入れて発声してみましょう。

そのような息の使い方ができるようになる練習方法は以下の通りです。

英語の息継ぎの練習方法

肺にできる限りの空気をため込むように、息を吸う

口を閉じて、空気を閉じ込める

囁き声で、「つーーーーー」と言いながら、肺の空気をすべて使いきるまで、強く吐いていく

そう、腹式呼吸です!

この呼吸を何回か練習した後に、同じ息の使い方を心掛け、英語を読んでみて下さい。違いが出ているはずです。

日本人が間違いやすい発音

次に、日本人にとって難しいと思われる代表的な英語の発音をまとめました。この記事だけでなく、動画や音声を使い、苦手な発音があれば繰り返し練習してみましょう。

LとRの違い

日本語「らりるれろ」のラ行は、英語表記をしようとするとrを使った「ra ri ru re ro」、lを使った「la li lu le lo」どちらにも表記することができます。そのため、英単語を日本語の言語に置き換えて覚えてしまう癖のある人は、rely→「リライ」、ramble→「ランブル」、relax→「リラックス」など、rとlの差をつけて覚えなかったため、rとlの発音の問題が発生します。

rは舌先が上あごにつかないように発音、lは舌先が上あごにつくように発音するので、ネイティブスピーカーにとっては大きな違いがあります。そのため、日本語発音をしてこの子音の入った単語を話しても、理解されない可能性が高いです。

以下のリンクで練習しましょう!↓

ZとThの違い

日本語「ざじずぜぞ」のザ行は、英語表記をしようとするとzを使った「za zi zu ze zo」となるのが一般的ではありますが、Thの発音も日本語にするとザ行で表記されるため、例えばThenとzenの発音の違いがない人が多いです。

特にThの発音は日本語にはないものなので、最初はできないことがあるかもしれませんが、できるようになるまで練習しましょう。They、Thenなど、Thの発音が文章の途中に突然出てきても、自然に英語の発音で読み切れるようになるまで、根気強く繰り返し練習しましょう。

以下のリンクで練習しましょう!↓

BとVの違い

日本語「ばびぶべぼ」の発音も同様、英語表記をしようとするとbを使った「ba bi bu be bo」、vを使った「va vi vu ve vo」どちらにも表記することができます。そのため、verbの発音が日本語表記「バーブ」に近いものとなってしまったり、、vestとbestの違いを発音できないなど、vとbの発音も混乱している方が多いです。

特に、vの発音は日本語では一般的に使用されないものですので、動画や音声を参考にしながら、繰り返し練習していき、マスターしましょう!

以下のリンクで練習しましょう!↓

まとめ

いかがでしょうか?英語の発音が上手くなるだけで、英語そのものの力がぐんと向上するだけでなく、ネイティブスピーカーとの意思疎通が容易になることで、英語の伸びが実感できるため、英語学習にモチベーションと自信がつきます。

構造の違いから、一回で出来なかったりして、大変なことは沢山あるかもしれないですが、ぜひ皆様も頑張って練習を重ね、キレイな発音を身につけて下さい!

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