【エッセイ】英語ライティングで気をつけるべき5つの決まり事

英語のライティングには、日本語の作文にはないようなルールがさまざまあります。

これがわかっていると、内容が同じでも、エッセイがより洗練されているように見えます。

逆にわかっていないと、中身は良くても、エッセイそのものが稚拙に受け取られるかもしれません。

今回は、気をつけるだけでライティングのレベルが上がる、英語エッセイの決まり事を5つ紹介します。

是非これをライティングで活かして、少しでもレベルの高いエッセイを目指してください。

カジュアルな表現を避ける

まず第一に、カジュアルな表現を避けるようにしましょう。

エッセイの中で、日常会話で使うようなカジュアルな単語やフレーズを使うと、ライティングが一気に稚拙なものになってしまいます。

例えば、エッセイで省略を使うのは好ましくありません。

日常会話ではよく、「I will」を「I’ll」、「you are」を「you’re」などと省略することがあります。

また、否定形なら、「do not」を「don’t」、「would not」を「wouldn’t」とすることもあります。

しかし、ライティングでこういった省略は禁物です。

フォーマルな印象を与えるため、毎度、省略ではない元の形で書くようにしましょう。

同じように、スラングの使用も避けなければいけません。

フォーマルなエッセイでスラングを使うと、ライティングの印象が悪くなってしまいます。

そのため、例えば「freaking」であったり「savage」のような単語は、エッセイでは使わないようにしましょう。

一人称・二人称を使わない

プロフェッショナルなライティングでは、基本一人称や二人称を使いません

一人称とは「I」二人称とは「you」のことです。

英語のアカデミックなライティングでは、一人称と二人称を使わないというのが基本として教えられます。

その理由の一つは、一人称を使って「I think…」や「I believe…」などと書くと、その主張があなたの個人的な意見であるという印象を与え、説得力に欠けるからです。

例えば、「I believe humans are mortal」と「Humans are mortal」という文なら、後者の方が説得力がある気がしませんか?

これは、前者が主観的に聞こえるのに対して、後者には客観性があるように感じるからです。

アカデミックなライティングでは、主観性よりも客観性の方が重視されます

だから、エッセイで「I think…」や「I believe…」などという文言は書かないようにしましょう。

また、二人称の「you」は、それが誰を指すのかが曖昧であるため、使うべきではありません。

「you」とはあなたのエッセイの読者のことか、何か別のくくりがあるのか、はたまた全人類のことを指すのか。

この部分がしっかり説明されていないと、曖昧さを嫌う英語のエッセイでは減点になってしまいます。

逆に、それがわかっていれば、「you」などという曖昧な単語は使わなくて済むのです。

もちろん、エッセイの種類によっては一人称や二人称を使うべき場合もあります。

しかし、それが見極められるようになるまでは、使わないようにするのがベストでしょう。

単語の曖昧さを無くす

先ほども少し説明したように、英語のライティングでは曖昧な表現を使うべきではありません

これも基本的な決まり事の一つで、使う単語はどれも意味が明白なものでなければならないのです。

例えば、「good」や「bad」という単語は、エッセイでは使われることがありません。

なぜなら、「good」や「bad」は主観的な表現であり、人によって意味や感じ方が大きく変わってくるからです。

仮に「He is a good person」という文があったとしましょう。

これでは、彼が優しい人という意味か、道徳的な人という意味か、それともしっかり規律を守る人という意味かが分かりません。

だから、こういった表現は、「He is a kind person」「He is a moral person」「He is a disciplined person」という風に言い換える必要があるのです。

同じ要領で、他にも以下のような単語は避けるようにしましょう。

  • big
  • get
  • stuff
  • thing
  • many
  • here/there
  • everyone

受動態はすべて能動態へ

受動態も、英語のライティングでは使うべきでない表現の一つです。

というのも、受動態を使うと、動作の主体が曖昧になってしまうのです。

例えば、「I was told to finish homework」なら、誰があなたに宿題を終えるように言ったのかが分かりません。

こういった受動態の文は、「My mother told me to finish homework」という風な能動態へ変形させましょう。

ちなみに、「I was told to finish homework by my mother」といった言い方もありますが、これも周りくどいのでエッセイでは好まれません。

エッセイは基本的に、すべて能動態で書くようにしておけば問題ないでしょう。

Rule of Three(3の法則)

最後に紹介するのが、「rule of three」と呼ばれる法則です。

これは、3つのものの方が、2つや4つのものよりも見栄えが良く、説得力があるという考えで、エッセイ以外でも幅広く使われています。

例えば、エッセイの構造は「Introduction」「Body」「Conclusion」の3パートに分けるのが良いとされていますが、これも「3の法則」に従っているのです。

これをライティングで活用すると、文章の響きが良くなり、全体的な印象も良くなります。

「3の法則」を使うヒントとして、例えば文章中で例を挙げる際、3つ挙げるようにしましょう。

「Cats like to eat fish, such as tuna, salmon, and tilefish」といった感じです。

何かを形容する際も、「He is likable, intelligent, and hardworking」のように形容詞を3つ並べると、聞こえ方が良くなります。

小さい部分ではありますが、こういったところに目を配れるようになると、エッセイのレベルが格段に上がります。

まとめ

今回は、英語のライティングで気をつけたい決まり事をいくつか紹介しました。

この5つの決まり事を守るだけでも、エッセイがかなり上達します。

是非これらに気をつけながら、ライティングの練習してみてください。

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