【英会話】日常会話で使える自然な英語の挨拶をマスターする

学校の英語の授業や英語の参考書は、自然な挨拶の仕方をあまり教えてくれません。しかし、 英語での自然な挨拶の仕方を知っておくことはとても大切です。

英会話では、最初の挨拶で印象が決まる場合もあり、相手がこちらの英語レベルを測る基準にもなり得ます。

だからこそ、次の英会話に臨む前にしっかりと英語での挨拶の仕方を学んでおきましょう。

自然な第一声で相手の心を掴む

話したことのない相手と初めて話すとき、第一声はとても大切です。ここで詰まることなく自然な挨拶ができるかどうかがその後の会話を左右する場合もあるので、まずは第一声から押さえていきましょう。

Hello の代わりに使える挨拶

カジュアルな会話では、”Hello” 以外のいくつかの挨拶を使う場合が多くあります。ここでは、そんな例をいくつか見ていきましょう。

Hi / Hi there

“Hi” はカジュアルな場面で最も多用される挨拶です。基本的にどんなシチュエーションでも使えるので、どんどん使っていきましょう。

人によっては、“Hi there” という風に語尾に “there” をつける場合もあります。この “there” は、挨拶する相手の場所を指すのですが、こちらの方が “Hi” よりもよりカジュアルなニュアンスを持っています。

そのため、”Hi there” を使うときは、仲の良い友達や家族などに限定しましょう。

Hey / Hey there / Hey man

“Hey” も基本的に “Hi” と似ているのですが、”Hey” の方がよりカジュアルな印象を受けます。こちらは初対面では使わず、顔見知りや仲の良い友達同士で使うので、使うタイミングに気をつけましょう。

“Hi there” と同じように、こちらも “there” をつけることもできます。また、男性に挨拶する場合は “Hey man” と挨拶することもあるので覚えておきましょう。

Morning / Mornin’

“Morning” は “Good morning” の略で、これもカジュアルな場面でよく使います。”Good morning” だと若干フォーマルな感じがするのですが、”Morning” はそれを少しカジュアル寄りにした形です。

What’s up?

アメリカでは、”Hello” の代わりに “What’s up?” が若者の中でよく使われます。この “What’s up?” は、挨拶で使われる場合、従来の「何が起こってるの?」という質問とは若干違うニュアンスです。

挨拶代わり “What’s up?” を使う場合、意味的にはほぼ “Hello” と変わりません。相手が “What’s up?” と声をかけてきた場合は、返答でもそのまま “What’s up?” と返すことが多いです。

加えて、”What’s up?” には「最近どう?」に近い意味合いも含まれます。そのため、”What’s up?” と返すのではなく、その質問に答えることも可能です。

この場合、返答としてよく使われるフレーズは、”Nothing much” や “Not a lot”、”Nothing” など。どれも「まあまあ」や「そこそこ」といった意味ですが、”What’s up?” という質問に対してはこのように答えるのが定番です。

ちなみに、”What’s up?” と同じ感じで “Hello” の代わりに “How are you?” が使われることもあり、例えば次のような会話もよく起こります。

A: How are you, man?

B: Hey, how are you?

A: Not bad, not bad.

ただ、この辺は実際にネイティブと練習して慣れるまでは、ニュアンスを理解するのが難しいかもしれません。まずは知り合いのネイティブに使ってみましょう。

HOWを使った挨拶のバリエーション

学校では “How are you?” というフレーズを習いますが、現実ではこのフレーズと同じ意味の言い回しがたくさん存在します。ここからは、HOWを使った挨拶表現を勉強していきましょう。

以下の表現は、実際の英会話では “How are you?” とほぼ同じ意味で使われます。これらを覚えて、臨機応変に使うことができれば、グンとネイティブの挨拶に近づくでしょう。

  • How’s it going?
  • How are you doing?
  • How’s everything (going)?
  • How are things?
  • How’s life?
  • How’s your day (going)?

最後の質問 “How’s your day?” は、特に今日の調子についての質問になります。ここから派生して、”How was yesterday?” や “How was your class / job?” などといった質問をすることもできるので、その場に合った良い質問ができるように心がけましょう。

また、これらに加え、”How have you been?” という質問も使われます。これは、「今までどうしてた?」という意味で、特にしばらく会っていなかった人と会ったときに使うことが多いフレーズです。

“I’m fine, thank you. And you?” からの脱却

さて、問題はこれらのHOWを使った質問にどのように答えるかです。学校ではよく “I’m fine, thank you. And you?” という言い回しを教えられますが、これは実際の日常会話ではあまり使われません。

もちろん、このフレーズ自体は文法的に正しいのですが、これを使うとどうしても、「英語を勉強中の人なんだな」という印象を相手に与えてしまいます。

ここからは、“I’m fine, thank you. And you?” から脱却し、より自然に返答する方法を紹介します。

答えは “I’m fine” 以外にもある

まず覚えておきたいのは、”How are you?” に対する答えは “I’m fine” 以外にも無数にあるということです。

実際、”I’m fine” よりも “I’m good” や “I’m okay” を使うことの方が多いという人も多く、ネイティブのように挨拶したければ、”I’m fine” 以外の表現を身につけることは必須でしょう。

以下は、”How are you?” に対する答えの例です。

  • I’m good.
  • Not too bad.
  • Pretty good.
  • I’m okay.
  • Doing great!
  • Very well, thanks.

これらは単なる数例にすぎず、この他にもたくさんの答え方があります。

考えて返答するクセをつけよう!

普段 “How are you?” と質問された際に、機械的に “I’m fine, thank you. And you?” と答えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、先ほど紹介した例を見ればわかるように、“How are you?” に決まった答え方はありません

大切なのは、そのときどきに合わせて答えを考えることです。”I’m fine, thank you. And you?” を繰り返していては、伸びる英語力も伸びません。

ぜひ、次に誰かに “How are you?” と聞かれたときは、”I’m fine, thank you. And you?” 以外の返答をしてみましょう。

まとめ

学校で習う英語の挨拶は一通りかもしれませんが、実際には何通りもの挨拶の仕方があります。挨拶の練習は、自然な英語を話す第一歩にもなるので、考えて挨拶をするというクセをつけていきましょう。

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