英会話が苦手な人のための英語の弱点克服チェックリスト

英会話が苦手な人は多くいますが、その「苦手」の要因は人それぞれです。そのため、苦手を克服するには、まず自分が本当に苦手な部分を理解する必要があります。今回は、自分の苦手を知るための「弱点克服チェックリスト」を用意しました。これを参考に、自分の苦手を知り、効率よく克服していきましょう。

英会話の弱点克服チェックリスト

ここからは、英語が苦手という人の多くが抱える弱点を6つ紹介します。漠然と英会話が苦手と感じているだけの人も、これを見れば、どこを克服すればよいかが見えてくるはずです。

それぞれの弱点については克服のしかたも紹介しているので、これを参考に英会話の苦手を克服しましょう!

1 英単語が出てこない

英会話の苦手として多いのが、話したいことがあるのに単語が出てこないということ。この原因について、まず考えられるのは、ただ単に語彙力が不足しているということです。

この場合、単語の勉強をして語彙力を上げる以外に道はありませんが、実際は、中学レベル以上の語彙力があるのであれば、日常会話はできるはずです。

中学レベルかそれ以上の語彙力があるのに、英会話となると単語が出てこないという場合は、言葉の言い換えが苦手なのかもしれません。

言葉の言い換えとは、難しい言葉を簡単な言葉に置き換えて話すこと。例えば、本棚は「shelf」ですが、この単語が出てこなくても「a box for books」と言えば通じるでしょう。

このように、単語を知らなくても、知っている簡単な単語で言い換えができればコミュニケーションは取れるので、単語が頭に出てこないときは言い換えることに挑戦してみてください。

最後にもう一つ、単語が出てこない原因として考えられるのは、英会話に慣れていなくて、知っている単語がすぐに頭に浮かばないケースです。

このケースに関しては、練習あるのみでしょう。あまり英会話をする機会がないという人は、新しく学んだ単語について、どのような文脈で使うのか、例文なども確認することが大切です。

2 英語の語順に慣れていない

英語の語順に慣れていないと、英語で何か話そうとしても、どうしても詰まってしまいます。英語と日本語の語順はかなり違うので、語順で苦戦するのは珍しいことではありません。

英語の語順に慣れる上で、絶対に覚えておきたいのが、英語のすべての文は「主語+動詞」で始まるということ。

英語の語順が苦手だという人は、話すときに主語と動詞に注目するようにしましょう。この意識づけができれば、英語を話すのがグンと楽になります。

特に、日本語は主語を省略することが多い言語なので、常に主語を意識するようにしてみてください。主語と動詞さえ出てきてしまえば、あとは自ずと言葉にできるはずです。

3 英語を日本語から翻訳してしまう

英会話初心者の悩みで多いのが、どうしても日本語の文章を先に作って、それを英語に訳して話そうとしてしまうことです。このやり方は、非常に効率が悪く、会話には向いていません。

この問題の一番の解決策は、イメージを意識すること。皆さんは基本、日本語で話すときは、伝えたいイメージを日本語にそのまま変換して話しているはずです。これが英語でできるかどうかが英会話の肝だと言えるでしょう。

もう少し噛み砕いてい言えば、今「伝えたいイメージ→日本語→英語」という風に変換しているところを、「伝えたいイメージ→英語」と省略することが必要なのです。

一見難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は皆さんはすでにやり方を知っています

例えば、「dog」という単語。この単語を、頭の中でいちいち日本語の「犬」に変換しなくても、犬のイメージが浮かんできませんか? もしそうであれば、もう「伝えたいイメージ→英語」はできています。

練習としては、英語を話すときに、とにかく日本語で考えないように意識してください。頭にあるイメージだけを頼りに英語で話すように注意して話すことが大切です。

4 英語の文法を気にしすぎてしまう

英会話において、日本人に多い間違いが、文法を気にしすぎてしまうこと。文法的に完璧な英語で話そうとすればするほど、英会話は難しくなります

しかし、英会で相手に何かを伝える上で、文法が完璧である必要はありません。多少のミスがあっても、大概は通じるものなのです。

例えば時制。過去形、現在形、未来形に加え、過去完了や現在完了など、英語には様々な時制があります。日本語の時制はここまでしっかり分かれていないので、難しいと感じることは不思議ではありません。

しかし、日本人が日本語を話すとき、現在形と未来形で文法を変えなくても通じるように、英語でも必要な単語を文に入れることができれば、時制が間違っていても通じるものです。

具体例を見てみましょう。例えば、日本語では、「今日は英語を勉強します」と「明日は英語を勉強します」はそれぞれ現在形と未来形の文ですが、この二つの間に文法的な違いはありません。

同じように、「I study English today」や「I study English tomorrow」と言えば、文法的には間違っていても、相手には何を言おうとしているのかが通じるはずです。

日本語と英語の文法は大きく異なるのだから、多少文法的に完璧に話せなくても問題はありません。最初から完璧を目指すと、英会話に苦手意識がついてしまうので、むしろ「間違ってもいいから何か言おう」という心持ちで英会話に臨みましょう。

5 英語が聞き取れない

英語が聞き取れないと、会話は成り立ちません。そのため、聞き取りは、英会話において非常に大切な能力です。

日本人が英語の聞き取りを苦手とするのは、英語の発音ができないからと言われています。つまり、自分で発音できない音は、聞き取ることも難しいのです。

そのため、意外かもしれませんが、発音を練習することはリスニングの強化に繋がります。英語の聞き流しは、英語の音に慣れるためには良いかもしれませんが、実際は根本的な解決策にはなりません。

聞き取りが苦手な人は、まずは発音の練習に取り組みましょう。聞き取り能力の強化は、そこからです。

ちなみに、相手の英語が100%聞き取れるようになるには時間がかかります。しかし、実際に英会話をする際、常に100%聞き取る必要はありません

大事なのは、聞き取れなかった部分を聞き返すことです。分かったふりをしがちな人も多いですが、それでは英語力は伸びないので、分からないところがあれば「Sorry?」としっかり聞き返しましょう。

6 相手にどう思われるかが怖い

英会話が苦手な人の中には、相手にどう思われるかが怖いと感じている人も多いでしょう。これは特に、完璧に英語を話そうと意識しすぎる人に多い傾向です。

しかし、実際に英語を完璧に話すことは非常に難しいですし、そもそも完璧な英語を話さなくても、コミュニケーションは取れます。

発音や文法を気にしてしまうという人は、コミュニケーションの原点に戻りましょう。コミュニケーションを取る上で一番大切なのは、相手に何かを伝えることであって、正しい発音で文法通りに話すことではないのです。

英語が完璧に話せないのは、恥ずべきとこではありません。海外の人が下手な日本語を使って話してきても、「もっと勉強してこい」と突っぱねる人はいないでしょう。逆に、聞き取ってあげようとこちらから歩み寄る場合の方が多いはずです。

同じように、英語のネイティブは、私たちの英語が下手だからといってネガティブに捉えることはありません。だからこそ、完璧な英語よりも、伝える努力を優先しましょう

まとめ

さて、ここまでで英会話の何が苦手なのか、見つけることはできましたでしょうか。それができれば、あとはその苦手を克服するために、集中的に練習していきくだけです。

それぞれ苦手克服のためのヒントも載せているので、参考にして練習してみてください。

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