【保存版】世界一わかりやすい英語の品詞の見分け方

今回ご紹介するのは、英語の品詞の見分け方です。品詞とは、名詞や動詞など、〇〇詞と言われるもののことを指します。

品詞は、英語を学ぶ上で基礎中の基礎になります。品詞をマスターすることで、学生の方は英語に対する苦手意識を克服できるでしょうし、社会人の方はTOEICの大幅なスコアアップを望めます。

しかし、品詞は基礎中の基礎でありながら、理解に苦しんでいる人が多いように思います。それはなぜでしょうか。恐らく、品詞の簡単な見分け方を知らないからだと思います。今回は、品詞の中でも最重要な形容詞と副詞、自動詞と他動詞の見分け方についてご紹介していきます。初心者にも上級者にもわかりやすい内容になっていますので、ブックマーク等に保存しておくことをオススメします。

【英語の品詞】形容詞と副詞の違い

まずは形容詞と副詞の見分け方についてです。「学校で形容詞と副詞の違いについて学んだが、分かりにくかった」という人も多いと思います。ここでは、大きく分けて2つの見分け方がありますので是非参考にしてください。

修飾する品詞を考える

副詞と形容詞の大きな違いは、前後に付く品詞です。形容詞の場合、名詞を修飾する品詞ですので、名詞の直前につきます。基本的に「名詞を修飾するのは形容詞」と覚えるようにしましょう。対して副詞の場合は、動詞の直前に付きます。基本的に「名詞以外を修飾するのは副詞」と覚えるようにしてください。ではここで例題を見てみましょう。

①Mr.Thomas solved the (easy/easily) problem.(トーマスは簡単な問題を解決した)

②Mr.Thomas (easy/easily) solved the problem.(トーマスは問題を簡単に解決した)

①は、冠詞(the)と名詞(problem)の間に入る品詞を選ぶ問題です。「名詞を修飾するのは形容詞」ですので、冠詞と名詞の間に入る品詞は形容詞しかありません。対して②は、名詞(Mr.Thomas)と動詞(solved)の間に入る品詞を選ぶ問題です。「名詞以外を修飾するのは副詞」ですので、名詞と動詞の間に入る品詞は副詞しかありません。

形容詞と副詞の形を捉える

形容詞の語尾は、-able,-ful,-ent,-ic,-y,-less,-al,-ousなどが挙げられます。対して副詞の語尾は、基本的には「形容詞+ly」の形になります。例外として、fastやlongなど「ly」がつかない場合もありますが、「形容詞+ly」となる場合は副詞と覚えておけば良いでしょう。

【英語の品詞】自動詞と他動詞の違い

次に見分ける品詞は、自動詞と他動詞です。この2つも形容詞と副詞同様に、多くの人が英語を学ぶ際につまずく品詞ではないでしょうか。実はこの自動詞と他動詞を見分ける際にも、簡単に見分ける方法があるのです。それはどういった方法でしょうか。以下で例文とともに見分け方を学んでいきましょう。

自動詞とは?

見分け方を学習する前に、まずは自動詞とは何か、他動詞とは何かを学びましょう。

自動詞とは、自己完結する状態や動作のことを指します。つまり、後ろに目的語が来なくても意味が完結する動詞のことです。例で見てみましょう。

I arrived.(私は着いた)

上記の例文では、動詞(arrived)の後に目的語(名詞など)が来なくても意味が通じます。これが自動詞です。しかしそうはいってもarrivedの後ろに、文章が続くこともありますよね。例えば、以下のような例文です。

I arrived at the hospital.(私は病院に着いた)

このような文章が来たら、自動詞ではなくなるのでしょうか。答えは「No」です。at the hospitalというのは修飾語であって、目的語ではありません。難しく言えば、これは副詞句ですから、自動詞であるarrivedを修飾しています。したがって、動詞の後ろに名詞などの目的語が来ない場合、それは自動詞だと考えてよいでしょう。多くの場合は上記のような副詞句や、そのほかにも副詞が来ることが多いでしょう。

他動詞とは?

一方で他動詞とは、自分以外のヒトやモノに影響を与えるものを指します。つまり、後ろに目的語がないと意味が完結しない動詞のことです。こちらも例で見てみましょう。

We have to raise efficiency.(私たちは効率を上げねばならない)

上記の例文では、動詞(raise)の後に名詞(efficiency)が来ています。この名詞(efficiency)が目的語に当たります。仮にこの目的語がなかったら、どうなるでしょう。「私たちは上げねばならない」という日本語訳になりますよね。これでは聞き手は「何を上げるの?」と思ってしまい意味が通じません。したがって、他動詞の場合は動詞の後に名詞などの目的語が来ることになります。名詞の他にも、名詞を修飾する形容詞が来る場合もありますので、その点は留意する必要があります。

自動詞と他動詞は「あっそ」と「何を?」で見分ける

実は前述した「何を?」という質問が自動詞と他動詞を見分ける際には重要です。なぜなら、自動詞か他動詞か区別ができなくなった場合は「何を?」と聞き返すことができるかどうかを考えことで見分けがつくからです。上記で上げた例文を使って理解しましょう。

自動詞の例文”I arrived”の日本語訳は「私は着いた」でした。この「私は着いた」に対する回答としては「あっそ」と「何を?」どちらが的確でしょうか。前者の「あっそ」ですよね。つまり、日本語訳に対し「あっそ」と返すことができるものは自動詞となります

対して他動詞の例文”I have to raise”の日本語訳は「私たちは上げねばならない」でした。これに対して「あっそ」という回答はしませんよね。「何を?」という回答が的確だと思います。このように、日本語訳に対し「何を?」と返すことができるものは他動詞となるのです

もちろんこの見分け方にはいくつか例外を含みますが、ほとんどの自動詞・他動詞はこの方法で簡単に見分けることができます。ですから、「あっそ」と返答できるか、「何を?」と返答できるかで自動詞と他動詞を見分けるようにしましょう。

品詞の見分け方まとめ

今回は品詞の中でも最重要品詞である形容詞・副詞と、自動詞・他動詞の見分け方についてご紹介してきました。いかがだったでしょうか。

「品詞を学ぶ」という行為は非常に地味に感じるため、ここで諦めてしまう人が多いように思います。しかし蓋を開けてみれば上記のように簡単に見分けることができるのです。「品詞が難しいから」と英語を諦めてしまっていた人は、このサイトとともにもう一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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