【映画で英会話】洋画でスピーキング力を強化して会話力をつける方法

洋画はよくリスニングの教材として使われますが、実はスピーキングの強化にも役立てることができます。どうやってスピーキングの勉強をすれば良いのか分からない方や、スピーキングの勉強がマンネリ化してきた方は、是非今回紹介する方法を試してみてください。

洋画を使うメリット

洋画をスピーキングの教材として使うと、楽しみながらできるというのはもちろんのこと、実践的な英語が身につけられるなど、他にも様々なメリットがあります。以下が主な三つのメリットです。

英会話の勉強が一人でできる

洋画を使う上で最も重要なメリットの一つが、一人でできるということです。英会話の練習は、基本的に話し相手がいないとできません。しかし、最初は英語で話すのが恥ずかしかったり、間違えるのを恐れてしまったりして、なかなか前へ踏み出せないという人も多いのではないでしょうか。その点洋画を使った練習なら、そのような心配をすることもなく、いつどこでやるのかも自分で決められるので、気持ち的にも楽に勉強が続けられます。

生きた英語に触れられる

洋画で使われている英語は、教科書の英語とは違って、ネイティブが実際に生活の中で使うようなものばかりです。言い換えれば、洋画から学んだ表現やフレーズは、そのまま海外生活の中で使える場合が多いということになります。中にはスラングなどの、実際に現地に住んでみなければ分からないようなカジュアルな表現もあるので、それらが学べる洋画は、留学や海外移住を考えている方にとってはとても便利で実践的な英会話教材といえるでしょう。

『話し方』や『言い方』を学べる

もう一つのメリットは、スラングやイディオムなどの文法的な表現だけでなく、表情や仕草を含め、あらゆる表現が学べるという点です。言葉は、会話の中で交わされる内容のたった30%しか占めていないと言います。例えば、同じセリフなのに言い方一つで意味が変わってしまうことがあるのは、「話し方」「言い方」が占める70%に原因があるのです。残念ながら、この70%の部分は日本人と外国人の間でかなり違っていて、英会話をマスターするには、この部分も勉強しなければいけません。この70%に含まれるのは、表情、ジェスチャー、声の強弱・トーンなどであり、言葉文章のみや音声のみの教材では理解するのが難しいところです。しかし、洋画なら、それら70%を含むすべてを学ぶことができます。

実践法

ではいよいよ本題の、洋画を使ったスピーキング学習法について見ていきましょう。

ステップ1:洋画を選ぶ

まずは教材となる洋画選びからです。今回の練習法では、映画を止めては巻き戻すということを頻繁に繰り返します。そのため、まだ観たことが無くて、これから楽しもうと思っているような映画を使うことはお勧めできません。逆に、今まで何回も観ているけれど、何度見ても飽きないという映画があれば、是非その作品を使いましょう。映画の中に感情移入できるキャラクターがいれば尚良いです。

英語のレベルに関しては、自分の能力に合ったものが選べればベストですが、そこにこだわる必要はありません。ただし、この練習の目的は日常生活に役立つスピーキング力を身につけることにあるので、古すぎる映画や内容が専門的な映画は向かない場合があります。ジャンルとしては会話の多いコメディーがオススメです。

ステップ2:洋画を再生する

教材となる洋画を選んだら、早速再生しましょう。かっこいいセリフや使えそうなセリフは確実に押さえておきたいので、リスニングにかなりの自信があるという場合を除いては、英語音声・英語字幕で視聴することを推奨します。映画が始まったらそのまま気に入ったシーンやセリフが出てくるまで視聴しましょう。すでに好きなシーンがある場合は、直接そこから始めても構いません。

ステップ3:気に入ったシーンを巻き戻し、再度再生

好きなシーンにたどり着いたらここからが本番です。まず、そのシーンを巻き戻し、最初からもう一度見ます。最初は英語字幕を見ながらセリフに注目しながら見ましょう。ある程度セリフを把握したら、次にトーンや強弱、速さに焦点を絞ります 。どこで上がってどこで下がるのか、どこを強調してどこを小さく言うのか、どこを速く言ってどこをゆっくり言うのか、演者の『言い方』に注目してください。他にも、会話の間(ポーズ)も大事なので、このとき、軽くセリフを復唱しながら見ると後の練習に役立ちます。

何度かセリフに注目して巻き戻したら、今度は演者の表情とジェスチャーに注目します。英語圏の人のこういった表現は、日本人のものと大きく異なる場合が多いです。例えば、欧米人にとっては普通でも、日本人にとっては横柄に思える表現は多く見受けられます。しかし、これは悪いことではありません。ただ文化が大きく違うというだけなのです。これらの表現を身につけることで、より英語らしい話し方を習得することができるので、むしろ日本人らしくない表現を見つけたら、どんどん取り入れていきましょう

ステップ4:演技を徹底的に真似る

セリフからジェスチャーまでしっかり把握できたら、次にキャラクターの演技を真似ます。映画を再生しながら、自分が鏡になったつもりで一緒に演技しましょう。特に、前のステップで気づいたことを実践することに集中してください 。最初は早すぎて演技が追いつかないという場合もあるかもしれないので、そのようなときは少し遅めに再生しても良いでしょう。注意点として、恥ずかしがらずに自分の100%で練習してください。これができれば実際に英語圏の人と会話する際に、同じように話すことができるようになります。

ここまでのステップをこなしたら、次のシーンに移りましょう。あとはこの四つのステップの繰り返しになります。慣れてきたら途中を省略し、一回目の巻き戻しからいきなり演技を真似始めても構いません。ちなみにこの練習法は、洋画だけでなく、海外ドラマや海外のYouTuberの動画などを使ってすることもできるので、洋画に限らず使えると思ったらどんな動画でも使っていきましょう。

洋画スピーキング練習法まとめ

スピーキングの練習は、恥ずかしくて踏み出せないという人も多いようですが、この練習法であれば一人でもできるので、恥じらうことなく練習できます。自分の好きな動画を使うことができ、楽しく進められるので、これまでスピーキングの勉強をやってこなかったという人も、ぜひ挑戦してみてください。

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