ホームステイが決まったら、準備は早めに始めるに越したことはありません。今回は、ホームステイ前にすべき準備について解説します。
ホームステイでは、日本から離れた地で知らない家族と暮らすことになるので、心配事もたくさん出てくるかもしれません。
まずはこれを読んで、ホームステイ先での生活により自信が持てるように、万全の準備をしていきましょう!
※こちらの記事は、「留学」よりも「ホームステイ」に特化した記事ですのでご了承ください。
出発までにするべきこと
ホームステイ先が無事決まっても、出発までにまだまだやるべきことはあります。今のうちに、出国までにしておくべきことをおさらいしておきましょう。
ホストファミリーに連絡
ホストファミリーが決まったら、ホストファミリーとメールで連絡を取りましょう。
メールの内容は挨拶と簡単な自己紹介だけで大丈夫です。自分の写真などを添付するとなお良いでしょう。
事前にホームステイ先でのルールや、現地に着くまでに知っておくべきことなどを聞いておきたい場合は、自己紹介と一緒にそういった質問をしても構いません。
ただし、ホストファミリーによっては、メールを読んでも返事をくれない場合もあるので、あまり返信を期待しすぎないようにしましょう。
持ち物とお土産の準備
持ち物の準備は、買い出しに行かなければならない場合もあります。少しずつでいいので、留学に慣れていない場合、少なくとも渡航の二週間前には考え始めましょう。
例外として、クレジットカードなどの申請しなければならないものは、プロセスが終わるまでに一ヶ月以上かかる場合もあります。こういったものに関しては、前々から準備しておかなければいけません。
具体的な持ち物に関しては、下の「持ち物リスト」を参考にしてください。
ホームステイ先へのお土産は、何にするか悩んでしまうこともあるので、こちらも早くから考え始めることをおすすめします。
同じ地域に留学経験のある人などがいれば、どんな物が喜ばれるか聞いておきましょう。
ベーシックな英語表現を復習
特に復習しておきたい英語表現のは、聞き返す・ゆっくり話してもらう表現です。
ホームステイ先での生活が始まってすぐは、ホストファミリーの英語が理解できないことも多々あります。
カジュアルな英語は普段勉強しているものと少し違いますし、地域によっては聞き取りにくいアクセンともあるので、聞き取れなくても自分の英語力を責める必要はありません。
大事なのは、理解できなかったときに聞き返したり、ゆっくり話してもらうよう頼むこと。英語力は、そういったアクションを経て培われていくものなので、これがしっかりできないと、その先の生活で苦労します。
ホームステイ先までの交通手段などの確認
現地に着いてから困らないように、少なくとも渡航の前日までには、ホームステイ先に行くまでの方法やスケジュールを確認しておきましょう。
特に、空港に着いてからの交通手段や、非常時の連絡先、現金を引き出す・換金する場所と金額などは決めておく必要があります。
また、ホームステイ先の住所は、税関を含めさまざまな場面で必要になることがあります。あらかじめ控えておきましょう。
持ち物リスト
まずはホームステイに必要な持ち物を確認しておきましょう。
パスポート+VISA+入学許可書
最悪この3セットが揃っていれば、留学先に入国することは可能です。逆に、このうちの一つでも漏れていれば入国できなくなる可能性が高いので、この3点に関しては要チェックしておきましょう。
航空券
基本的には、航空券は空港のカウンターでパスポートとVISAを見せて発券してもらうことになります。
しかし、念のため、事前に何か準備・印刷しておかなければいけない物があるのか、確認しておくと良いでしょう。
衣類(洋服・下着・靴下・タオル・パジャマなど)
現地の気候に合ったものを用意しましょう。長期間の滞在であれば季節の変化も考慮する必要があります(夏なら帽子やサングラス、冬ならヒートテックや防寒着など)。
ホームステイ先によっては、週に一度しか洗濯できない場合もあるので、下着は最低でも一週間分用意しておきましょう。
ドレスコードがあるパーティに出席する際は、正装も必要です。そういう場所に行きたい人は、スーツやドレスを用意しておくとなお良いでしょう。
洋服に関しては、あまり持っていけなくても現地で購入できるので安心してください。逆に洋服を持っていきすぎると、帰りのお土産にスペースが残せなくなるので要注意です。
クレジットカード
クレジットカードは、海外生活では必須です。特に先進国だと、買い物はほとんどクレジットカードで済ませる習慣なので、日本にいる間に作っておきましょう。
おみやげ
ホームステイ先へのお土産は日本にいる間に用意しておきましょう。日本特有のもの、例えば、伝統的なお菓子や日本酒などは喜ばれます。
また、日本の一般的なお菓子も海外では人気があります。現地では、売っていても値段が高いので、お土産として持っていくのもアリです。
洗面用具
歯ブラシ、歯磨き粉、化粧水、ボディタオル、常備薬など。
バスタオルはホームステイ先で借りられるはずです。もしそうでなくても、現地で購入すれば良いので問題ありません。
シャンプーやボディソープなどは、持っていくと荷物が重くなるので、特にこだわらない場合は現地で購入する方が良いでしょう。
筆記用具
日本の筆記用具は、他国のものよりも品質が圧倒的に高いです。実際、お土産で日本のボールペンなどを持っていくと、結構喜ばれます。
充電器
どの製品の充電器も忘れないようにしてください。忘れてしまうとかなり厄介です。
変換プラグ
基本的にカナダやアメリカではなくても大丈夫ですが、それ以外の国に留学する場合は先にプラグの種類を調べておきましょう。
必須ではないが、あった方が便利な持ち物
以下で紹介するのは、必須ではありませんが、あれば便利な持ち物です。
現地用の財布
日本で使っている財布には、日本円やホームステイ先で必要のないカード類が入っているので、別で海外用の財布を用意しておくととても便利です。
特に治安が悪い場所では、大金を財布にいれていると危険です。
現金を持ち運ぶときは、必要最低限のお金を海外用に入れ、残りは日本用の財布と一緒に安全なところに保管しておきましょう。
スリッパ・サンダル
家庭によっては家の中でも靴を履いたままでなければいけません。流石にずっと靴を履いていては足がリラックスできないので、スリッパかサンダルがあればかなり楽です。
食品類
長期の滞在だと日本食が恋しくなるので、インスタントのラーメンや味噌汁、お茶漬け、さらにはふりかけなどを持っていくのがおすすめです。
その他
他のものは大抵ホストファミリーから借りることができます。この点はホームステイをする利点の一つと言えるでしょう。
万が一何かを忘れたり、何かが急に必要になっても、ホストファミリーに言えば助けてくれるので、その点は気楽に構えていて問題ありません。
まとめ
初めてのホームステイは、誰でも先のことが見えず不安になったり、うまくいくか緊張したりするものです。
だからこそ、出発前にできるだけのことをやって、万全の準備をしておきましょう。
そうすれば、あとあと余計な心配事を抱えることなく、スムーズに現地での生活が始められます。
この記事を見た人が読んでいる記事
おすすめのオンライン英会話スクール5選
オンライン英会話というのは、全部おんなじに見えてシステムや講師、料金など意外と全然違ったりします。そのあたりはサイトの説明ではいまいちよく分からないので、体験レッスン複数受けて一番いいと思ったところで習うのがいいかと思います。
値段の差はありますが、実際に通うことと比べるとはるかにコスパがいいかと思いますので、まだオンラインでレッスンを受けたことのない人は、そんなに考えずにとりあえず一度試してみることをお勧めします。