英語の勉強法として、よく英語で日記をつけることが推奨されています。
しかし、実際に英語日記をつけてみると、何を書いて良いかわからなかったり、時間が無かったり、はたまた面倒くさくなったりと、さまざまな問題が浮上するもの。
それらの積み重なって、途中で挫折することも少なくないでしょう。
そんな悩みを払拭すべく、今回は、スマホを使った英語日記の手軽なつけ方と、継続のコツを詳しく解説します。
英語日記はスマホで始められる
日記と言えば、日記帳につけるというイメージが強いかもしれませんが、今はスマホでも日記がつけられます。
メモ帳のアプリなどに日記をつけることも可能ですし、日記専用のアプリもさまざま出ています。
スマホで日記をつける利点はいくつかありますが、何と言っても一番はその手軽さでしょう。
スマホは常に身につけているものなので、従来の日記帳のように持ち運んだりしなくても、いつでもどこでも日記を書くことができます。
また、アプリを使えば、その日撮った写真や動画を貼り付けることもでき、文字数の制限もないので、書き忘れたことを後日付け足したりなども可能です。
まずは、日記帳アプリを一つインストールしてみるところから始めてみましょう。
最初は書く内容を固定
英語の日記をつける上で、よく出てくるのが「何を書けば良いのか?」という疑問。
もちろん、何を書いても良いですが、いざ書こうと思うと、どう始めれば良いか分からず迷ってしまうこともあるでしょう。
そういったことも、挫折に繋がる原因の一つです。
それを防ぐため、最初のうちは、書く内容を固定しておくのが良いでしょう。
特に、一行目や二行目に何を書くかだけでも決めておくと、後がスムーズに書けるようになります。
書き方は様々ありますが、以下では二つ例を紹介します。
①朝の出来事から時系列に書く
一番スタンダードなのは、朝起こった出来事から順に書いていく方法。
この場合、書き始めを「This morning…」に決めておくと、あとがスラスラ書けるようになります。
例えば、「This morning I woke up very late.」や「This morning I ate a boiled egg.」などでOKです。
続きには、そのあと起こった出来事を順に書いていきましょう。
数行から始めたい場合は、「This morning…」「In the afternoon…」「In the evening…」で始める三文を毎日書くようにしても良いでしょう。
これだけでも、日記を書くハードルがグンと下がります。
②その日一日の印象から始める
次に紹介するのは、日記の書き出しを、その日の印象から始める方法。
その場合、始まりは「Today was…」や「It was…today.」となります。
例えば、土砂降りで、予定していた旅行がキャンセルになり、干していた洗濯物もびしょ濡れになってしまったという日には、「Today was a horrible day.」と始めることができるでしょう。
その日の気候が印象に残っていれば、「It was really humid today.」と始められますし、特に良いことも悪いこともなければ、「It was an okay day today.」と言えます。
そして、二行目からは、なぜそのような印象を持ったのかを書きます。
一番最初の例で言うと、以下のようになります。
Today was a horrible day.
It was raining so hard, so I had to cancel my trip to Kyoto.
And the clothes hanging outside got so wet.
このように、最初の行に書いた文を説明していくスタイルだと、その日起こった出来事の中でも、大事なことだけを書くことができます。
そのため、いちいち起こった出来事をすべて書くのが面倒だという方に、おすすめです。
英語日記の継続のコツ
ここからは、英語日記を継続していくためのコツを紹介します。
①一文でもいいから毎日書く
まず一つ目は、一文でも良いので、必ず毎日書くことです。
英語日記を始める時には、毎日たくさん書き込むぞと意気込む方も多いでしょう。
しかし、日々いろんなことがあり、ときには忙しくて日記を書く暇がない日や、疲れて日記なんて書きたくないと思う日だってあります。
そして、目標が高いほど、達成できなかったことが挫折につながりやすいのです。
そのため、まずは毎日少しでもいいから書いていくことを目標にしましょう。
疲れている日は、「So tired today.」の三語だけでも構いません。
書きたくない日は、そのまま「I don’t want to write anything today.」と書いちゃいましょう。
そういう日がたまにあっても、毎日継続さえしていけば、必ず力がついていきます。
②毎日のルーティーンにする
毎日、日記を書くと決めていても、なかなか時間が作れなかったり、書くのを忘れて翌日に気づいたりすることもあるもの。
しかし、あらかじめ日記をいつ書くか決めておけば、そういった事態が起こりにくくなります。
例えば、通勤・通学で電車を使っているなら、帰りの電車の中で書くようにする。
あるいは、夕食後や歯を磨いたあとなど、タイミングを決めてしまう。
このようにルーティーン化することで、継続しやすくなるだけでなく、自分の中の英語のスイッチが入れやすくなります。
まずは、自分の生活を見直して、英語日記を書くのにぴったりなタイミングを探してみましょう。
まとめ
英語日記は、英語の学習法としては挫折しやすいですが、今回紹介したコツを利用すれば、継続することは難しくありません。
まずは、書く内容を固定し、毎日少しでも書くように習慣づけていきましょう。
そして、慣れてきたら、徐々に自分のスタイルにあった日記の形を模索してみてください。
日記はライティング力の向上以外にも、過去を振り返るのにも役に立つので、やっておいて後悔はないはずです!
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