洋書の多読で挫折しない英語学習の3つのコツ

はじめまして。現役大学生のHidekiです。 英語の塾や英会話教室に通った経験はありませんが、高校時代にアメリカの大学に受験しました。今はその大学で絶賛勉強中です。

洋書の多読は、英語の勉強法としては素晴らしい方法ですが、挫折してしまうことも多く、続けるのが比較的難しい学習法です。そこで、今回は挫折することなく楽しく洋書の多読をする三つのコツを紹介します。今まで何度も多読で失敗してきた人も、この三つのコツを使えばきっと成功できるはずです!

多読のコツ1:興味のあるジャンル・トピックの洋書を読む

洋書の多読で挫折する一番の理由は、読んでいる本が面白くないからではないでしょうか。日本語で書かれている本でも、内容が面白くないと挫折してしまいます。英語で書かれている本なら尚更です。洋書は、元から読むのに苦労するので、内容も特に面白くないのでは、挫折するのも時間の問題でしょう。

逆に面白い本なら、何度も辞書を引かないと読めないような難しい内容だったとしても、楽しく読み続けることができます。もしあなたが今、洋書で挫折しているのなら、それは一重に面白い本に巡り会えていないからだと言っても過言ではありません。まずは自分が好きなジャンルやトピックを見つけ、それに沿って洋書選びをしましょう。

洋書の種類

洋書は何も物語に限られていません。伝記や歴史、政治、哲学、科学についての本や、いわゆる新書のような系統の本もたくさんあります。読書があまり得意でないのなら、英語に翻訳された漫画を読んでみるのも一つの手でしょう。多読初心者は一様に『ハリーポッター』シリーズなど、特定の有名な洋書に手を出しがちですが、探せばきっと興味のわく本に巡り会えるはずです。

洋書の探し方

洋書の見つけ方は基本的に、本屋で見つけるか、通販で見つけるかの二種類です。本屋で見つける場合は、大型の本屋に行きましょう。本屋によってはかなり多くの洋書が売られています。本屋で洋書を見つける利点は、洋書にどんなオプションがあるのかが分かることです。先ほども述べたように、洋書は物語だけではありません。その多種多様な内容はもちろんのこと、イラストがあったり、仕掛けがあったり、様々な形式の本が存在します。それらに触れて、実際にどんな洋書があるのかを知ることで、自分がどんな洋書を探したいのかが明確にわかってくるのです。もし自分で洋書を見つけたことがないのであれば、ぜひ本屋で探してみてください。

多読のコツ2:英語力に合った洋書を選ぶ

洋書の種類に加えて、選んだ洋書が自分の英語力に合っているかも重要なポイントです。英語のレベル的に合っていない洋書を選んでしまうと、一行読むのに何回も辞書を引く羽目になることもあります。以下では、英語力別にどんな本を選べば良いかを簡単にまとめてみました。

レベル1【英検準二級・TOEIC(R)300)】

レベル1は本格的な洋書の多読に入る準備段階です。このレベルの英語力があれば、英語翻訳された漫画や、ヤングアダルト向けの小説・伝記などに挑戦できるでしょう。ただし、この段階でいきなり一般向けの洋書を読むのは厳しいです。挫折する可能性が高いので、もう少し勉強してからにしましょう。

レベル2【英検二級(筆記)・TOEIC(R)600】

レベル2は、準備期間を終え、やっと一般的な洋書が楽しく読めるようになるレベルです。まずは短編の小説や伝記などからはじめてみましょう。ただし、まだ多読に慣れていない時点では、長編の小説や、ミステリーなどの難しい内容の本は避けるべきです。物語は比較的難しいですが、新書のような感じで特定の分野について説明するような洋書は、意外と簡単に読めたりします。科学や歴史など、興味のあるトピックの本を選んでみましょう。

レベル3【英検準一級(筆記)・TOEIC(R)730】

レベル3までくれば、だいたいの洋書が読めるようになってきます。特に長編の小説などは、辞書を引くことが少なくなり、途中で話の流れがわからなくなる、というようなこともなくなった、このぐらいのときから楽しくなります。昔一度挫折してしまった洋書も、今試せば読めてしまうかもしれません。

多読のコツ3:洋書に書き込みをする

最後になる三つめのコツとしては、本に書き込みをすることをおすすめします。普段本に何かを書いたりすることが無い人には驚きの方法かもしれませんが、これで多読のやり易さがかなり変わります。

洋書に書き込む内容

書き込むといっても、本に一体何を書き込むのかと疑問に思う人もいるかもしれませんが、それは読む人次第です。本に書き込みをする目的は、洋書を自分にとって読みやすくし、自分のものにしてしまうこと。例えば物語なら、登場人物の名前を囲って目立つようにしておけば、誰について話しているのか忘れないようにできますし、あとでその人物がどんな人か分からなくなったときに戻って確認ができます。他にも、大事なシーンや、のちに伏線となりそうなパートに印をつけたり下線を引いたりしておけば、読み返したくなったときに簡単にその部分が見つけられます。また、意味が分からない単語の日本語訳を書いておいてもいいかもしれません。

このように、洋書に書き込みをすることで、途中で内容についていけなくなることを防ぎ、自分にとって読みやすい自分だけの本へと変えてしまうことができます。最初は本に書き込みをするのに抵抗があるかもしれませんが、騙されたと思ってぜひ挑戦してみてください。

おまけ:付箋をしおりとして使う

おまけとして、しおりの代わりに付箋を使うことをおすすめします。しおりを挟んでいたけれど、そのページのどこまで読んだのかが分からずに、読んだ部分をもう一度読んでしまったという経験はありませんか? 洋書のリーディングは、一行を読むのにかなり時間がかかってしまうこともあるので、できるだけ読み終わったところから読み始めたいもの。この点付箋なら、読み終わった行の部分に貼っておくだけで、次に読み始めるところを指定できるので、とても便利です。何回も同じところを読み返してしまうことが挫折に繋がる場合もあるので、毎回付箋でどこまで読んだかを明確にしておきましょう。

洋書多読のコツのまとめ

今回紹介したコツはたった三つのですが、これを実践するだけで洋書の多読が大きく変わります。この三つのコツを踏まえて、楽しい多読生活を開始しましょう!

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