みなさんは、日々の隙間時間をうまく英語学習に使えているでしょうか。通勤・通学の時間で合ったり、休み時間や何かの待ち時間など、予定が詰まっている人ほど、定期的に隙間時間があるものです。もしこの時間を、英語の勉強に使うことができれば、一日10分でも一週間で70分、一ヶ月で8時間も多く学習できることになります。本気で英語力を伸ばしたいなら、隙間時間のうまい使い方を知っておきましょう。
隙間時間を使うメリット
学校や職場に通っていたりすれば、必ず定期的にやってくる隙間時間があるものです。例えば、電車やバスで通勤・通学している場合、その通学・通勤時間は毎度必ずやってきます。そして、もしその隙間時間に特定の英語学習をすることに決めていれば、学校内外での予定や、残業などに影響されることなく、常に一定時間勉強をすることができます。また、隙間時間での学習なので、普段の勉強のように意気込む必要もないということもあり、一度始めれば、普段の英語学習よりも継続しやすいのです。
このように、隙間時間には、使い方次第でかなりのメリットがあります。また、隙間時間の使い方を知っていれば、突然微妙に何もない時間ができてしまったときに、その時間をうまく使って勉強することもできるようになります。だからこそ、隙間時間の使い方をマスターしておくことは、英語力向上のためにとても重要なのです。
隙間時間の使い方5選
ここからは、実際に隙間時間にどんなことができるのかについて、紹介していきます。自分に合ったものがあれば、是非今日から使ってみてください。
1:単語帳・単語カード
隙間時間の勉強では定番の単語帳と単語カード。持ち歩いていれば、どこにいても単語の勉強ができます。今では単語カードアプリなるものも存在し、わざわざ単語カードを持ち歩かなくても、スマホさえあれば、自分で単語カードを常にカスタマイズできるという優れものです。
単語帳や単語カードを使う上で要となるのが、目標です。例えば、通学時間が20分あるとして、「この20分で15単語覚えよう」といった目安を持っていることが大切になります。こういった目標を設定していれば、限られた隙間時間でより集中することができるのです。短い時間であるからこそ、いかに集中して勉強できるかを毎回意識して臨むようにしましょう。
ちなみに、もし通勤・通学の時間が長い場合は、「この駅からこの駅までに20単語覚えよう」という風に、小刻みに目標を立てると、より身が入りやすくなります。
2:リスニング
リスニングもまた、隙間時間に気軽にできる勉強の一つです。スマホや音楽プレーヤーにリスニング教材をいれておけば、どこにいても手軽に聞けます。リスニング教材がなくても、ポッドキャストやYouTubeでリスニングの勉強をすることは十分可能なので、スマホさえあれば、実質何も準備していなくてもできる勉強であると言えるでしょう。
リスニングの勉強をする際は、どの教材・動画を次に使うか決めておきましょう。特定の種類のものを毎回使っても、サイクル制にして毎回種類を変えても構いません。例えば、ポッドキャストなら、番組の第一回から順に聴いていく、など。毎回種類を変えるなら、ニュースの次は音楽関係のラジオ、その次は英検の教材、といった具合で。毎回次に使う教材・動画がわかっていれば、いちいち何を聴くか選ぶ手間を短縮できると同時に、不意に時間ができたときにも何を聴くか瞬時に判断できます。
3:リーディング
リーディングは、10分から15分以上のまとまった隙間時間がある場合におすすめの英語学習です。使うものは、参考書でも、洋書でも、英語で書かれた漫画でも、何でも構いません。リーディングにおいても、毎回どれくらい読むかの目安を決めておくことは大事ですが、それとともに、自分がしっかりと内容を理解しているかについても意識することが大切です。ときには分からない単語が多すぎて、内容が分からなくなってしまうこともあるので、電子辞書か辞書のアプリをすぐ使える状態にしておきましょう。
リーディングをする際にとても役立つのが付箋です。付箋を使うといっても、ここではしおりの代わりとして使います。なぜなら、普通のしおりだと、読んでいるページ数は分かっても、読んでいる行数までは特定できないからです。隙間時間を使ってリーディングする際は、短時間しかない場合、数分読んで本を閉じることも。その場合、読んだ量が1ページを超えないこともあります。そこに、普通のしおりを挟んでしまうと、隙間時間を使ってせっかく読み進めた場所を、誤ってもう一度読んでしまうということも起こりかねません。その点、読み終わった行に付箋を貼っておけば、二度同じところを読む心配はないので、ストレスも溜まりにくく、より効率的なのです。
4:英語学習アプリ
今ではスマホで様々な英語学習アプリを使うことができます。しかし、そういったアプリは、参考書などを使ってじっくり勉強できる時間があるときにするべきではありません。むしろ、このようなアプリは、何もしない時間に暇つぶし程度にやることで本領を発揮します。もし気に入っているアプリがあれば、隙間時間にやるクセをつけるようにしましょう。
5:友達と英会話
最後に、少し難易度が上がりますが、友達と隙間時間に英会話をするのも良い英語学習になります。もちろんこれは、同じように英語を話してくれる友達がいないとできないことですが、もし続けられれば、かなり良い練習になるはずです。
英語で話すのが恥ずかしい、照れ臭いと思ってしまうこともあるかもしれませんが、「この時間だけ英語で話そう」と限定して誘ってみましょう。普段から英語で話すことが難しいからこそ、こういった隙間時間の使い方が大事なのです。もし今まで躊躇していたのであれば、これを機会に是非友達を誘ってみてください。
まとめ
隙間時間は、毎日必ずどこかにあります。ここで紹介した5つの勉強法を参考に、誰よりも効率良く隙間時間を使っていきましょう。その積み重ねが、必ず普段の英語学習にプラスとなって、さらにより英語力を伸ばしていけるはずです。
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