英語学習法の一つとして、英字新聞を読むことがよく紹介されています。
しかし、実際にやってみると、購読するのが面倒だったり、買って読み切れなかった時に罪悪感を感じたりすることも。
そういったことが重なり、挫折してしまうということも少なくありません。
今回は、そんな悩みを解決し、気楽に毎日英字新聞に触れられるようになる方法を紹介します。
英字新聞は買わないで読む
従来、英字新聞を使った勉強法は、まず英字新聞を購読するところから始まっていました。
しかし、現代において、英語学習のために英字新聞を買う必要はありません。
なぜなら、ネット上にはお金を払わなくても読める英字新聞が無数にあるからです。
英字新聞を買わないメリットは、お金を払わなくて済む点だけではありません。
英字新聞を購読した場合、「せっかく買ったのだから、全部読まないと」というプレッシャーを感じ、それが原因で挫折につながるということがあります。
また、自分にとって面白くないことは続けるのが難しいですが、新聞は日によっては、面白い記事が一つもないことも少なくありません。
そういう場合でも、買った英字新聞を読む場合は、限られた紙面から読むものを見つけなければいけないのです。
これが、ネット上の英字新聞だと、「買ったからこれだけ読まないと」というプレッシャーを感じることもありませんし、記事の内容もよりどりみどり。
その日のニュース記事を読む必要もなく、興味があるものであれば、数ヶ月前の記事でも、数年前の記事でも良いのです。
このように、ネット上の英字新聞を使えば自由度が高いので、継続しやすくなります。
また、スマホがあればどこでも見れるので、持ち運びにも困りません。
もちろん、無料で読めるので、コストパフォーマンスにも優れています。
英字新聞の種類
さて、実際に英字新聞を読む前に、どのような英字新聞が存在するのか、知っておきましょう。
ネット上で読むことができる英字新聞は、主に二種類あります。
一つは、日本の新聞の英語版です。
日本の大手の新聞社は、それぞれ英語で書かれたニュースを配信しています。
例えば、毎日新聞は「The Mainichi」という名前で、朝日新聞は「The Asahi Shimbun」という名前で英語版のサイトを運営しているのです。
記事は英語で書かれていますが、日本の新聞なので、内容は日本に関係するトピックがほとんど。
そのため、日本の新聞が、そのまま英訳されたような感じだと思っておけば、問題ありません。
英字新聞の種類のもう一つは、海外で書かれたものです。
有名どころだと、アメリカの「New York Times」や「Washington Post」など。
また、テレビでニュースを流しているような、「CNN」や「BBC」なども、ネット上で見れる記事を配信しています。
このうち、どれを選ぶかは、それぞれの好み次第です。
もし国内の事情に関心があるなら、日本のものを、海外の情勢を知りたいなら、海外のものを読んでみましょう。
まずはそれぞれ少しずつ読み比べて、どれが自分に合ってるかを探るのも良いかもしれません。
1日1記事から始める
読む新聞が決まったら、まずは1日1記事を読むことから始めましょう。
もし英字新聞を購読していたら、もっと読まないといけないような気もするでしょう。
しかし、今回はネット上で無料で読める記事で学習を進めるので、1日1記事しか読めなくても、罪悪感や「もったいない」と思うこともありません。
では、なぜ1日1記事かと言うと、読み過ぎは挫折につながるからです。
初めて英字新聞で英語学習をする際は、張り切っているので、頑張りすぎがちになります。
しかし、それを継続していくことは困難で、同じくらい読むことができない日が出てくるようになるでしょう。
そうなると、満足できる量読めなかった時、落胆や諦めの気持ちが出てしまいます。
これは、挫折に繋がる大きな原因でもあるので、続けるには最初から頑張りすぎないことが肝心です。
知っているニュースを選ぶ
すでに述べた通り、ネットで英字新聞を読む利点の一つは、どの記事を読むかに関して、何の縛りもないことです。
今日のニュースであろうが、数十年前のニュースであろうが、どんなトピックであろうが関係ありません。
挫折しないためには、この利点を活かすに尽きます。
慣れないうちは、自分が関心を持っているトピックの記事か、よく知っているニュースから入るのがおすすめです。
例えば、朝ニュースで報道していた話題に関する記事であったり、自分の仕事や生活に関連する内容のものを読みましょう。
テニスを見るのが好きなら、前日に見た試合の結果がどのように報道されているかを読むと面白いですし、コロナウイルス関連の情報などは、ずっと耳にしている内容なので読みやすいです。
まずは読みやすい記事から入り、新聞で使われる言葉遣いや表現に慣れていけば、以降は他の記事でも簡単に読めるようになっていきます。
朝起きてすぐのルーティーンに
最後に、この英字新聞学習法に限らず、何かを継続するのに重要なのが、ルーティーン化することです。
ルーティーンにすれば、毎日忘れることなくこなすことができ、時間が経てば、完全に生活の一部に溶け込みます。
タイトルで「朝起きてすぐのルーティーンに」と書きましたが、英字新聞を生活のどこに入れるかは自由です。
ただし、スマホを目覚ましに使っているなら、朝目が覚めた時、ついでに英字新聞を読んでしまうのがおすすめ。
朝は、布団から抜け出したくなくて、目覚ましを止めて二度寝することもあるでしょう。
しかし、英字新聞はスマホで読めるので、布団に入っている状態でも十分にできます。
1記事読めば、ある程度脳も回転してくるので、そのまま起きてスムーズに活動を始めることができるでしょう。
そのため、英字新聞も読めて、二度寝せずに起きることもできて、一石二鳥なのです。
まとめ
今回は、挫折をしない英字新聞を使ったリーディング学習法を紹介しました。
英字新聞は難しそうに見えますが、上記の方法で継続していけば、慣れるのは時間の問題です。
この記事を読んだたった今から、無料で始めることができるので、ぜひ挑戦してみてください!
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