留学直前でも間に合う!シラブルで発音を一気にネイティブに近づけるコツ

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はじめまして。現役大学生のHidekiです。 英語の塾や英会話教室に通った経験はありませんが、高校時代にアメリカの大学に受験しました。今はその大学で絶賛勉強中です。

日本生まれ日本育ちの日本人にとって、英語圏に留学する際一番の肝となるのが英語の発音です。しかし、皆さんお気付きの通り、日本人は日本人特有の訛りを持っています。 英語発音をよくするためには、この訛りの原因を知らなければいけません。

日本語訛りの原因には様々ありますが、特に重要なのがシラブルです。シラブルの日本語訳は「音節」で、日本語と英語ではその仕組みが異なります。この違いを理解することで、留学を目前に控え不安なあなたも、発音を一気に改善できます。

 

◯シラブルとは

シラブルは、一つ一つの音のまとまりを意味します。少しわかりにくいと思うので、日本語で考えてみましょう。

「わさび」という単語を用いて考えてみると、「わ」「さ」「び」の3つのシラブルが見つかります。このように、普段私たちが喋るときに、無意識的に区切っている音の一つ一つがシラブルなのです。簡単ですよね。

今度はこれをローマ字表記に直してみます。「わさび」のローマ字表記は「wasabi 」なので、この単語をシラブルごとに分けると、「wa」「sa」「bi」という風に分かれます。

お気づきかもしれませんが、この4つのシラブルはそれぞれ「子音+母音」という形を取っています。もちろん「あ」などの母音のみで構成されるシラブルもありますが、基本的に日本語のシラブルは「子音+母音」という構成であり、「ん」以外の場合は母音で終わります。

◯英語 のシラブルの仕組み

対して英語のシラブルの基本形は「子音+母音+子音」です。例えば「tennis」という単語をシラブルごとに分けると、「ten」と「nis」に分かれます。これは、ネイティブの人が「tennis」を「ten」と「nis」の二音で構成されていると理解していることを意味します。

しかし、「tennis」を日本語読みすると、シラブルをそれぞれ「子音+母音」という形に直さなければならないので、母音が欠落している最後の文字「s」を「u」という母音で無理やり補い、「te」「ni 」「su」の三つのシラブルに変換します。そのため、日本語では 「tennis」は「テニス」という三文字表記になるのです。

ちなみに、英語のシラブルの「子音+母音+子音」という形ですが、あくまでこれは一例にすぎません。単語によってはシラブルが「母音+子音」のようなケースもあります。例をあげるとすれば、「important」は「im」「por」「tant」の三つのシラブルに分けられ、一つ目が「母音+子音」という構成となります。

◯シラブルの見つけ方

日本語のシラブルが簡単に見つかるように、英語のシラブルの見つけ方も難しくはありません。英語のシラブルを見つける簡単な方法は、単語に含まれる母音を見つけることです。基本的な母音は「a」「e」「i」「o」「u」ですが、他にも「take」の「ei」という音のように、二重母音と呼ばれるものもあります。このように英語には複数の母音があり、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてくれば識別するのは難しくはありません。

注意点として、スペルから母音を数えてはいけません。スペルはシラブルを見つける上で参考にならないことが多くあるからです。例えば「shake」という単語には「a」と「e」が含まれるのにも関わらず、シラブルは一つです。これは、発音上この単語に母音は一つしか存在しないからです。

シラブルは、辞書では「im·por·tant」という風に「・」で区切られていたり、「ɪm-ˈpɔː-t(ə)nt」のように発音記号をハイフンで区切られていたりします。そのため、慣れないうちは辞書を読みながらシラブルを数えてみましょう。

◯シラブルを理解して日本語訛りを解消

さて、今までシラブルについて学んできましたが、これを発音の練習に利用すれば、日本語訛りはかなり改善されます。

まずは「子音+母音+子音」の形に慣れることです。今まで日本語読みをしていた単語を、大げさでもいいのでシラブルごとに発音してみましょう。例えば「tennis」。この単語は「ten」と「nis」に分かれるので、「ten、nis」と発音しながら感覚を掴んでいきましょう。「important」であれば「im、por、tant」と読みます。手でリズムを刻みながら発音するとよりわかりやすいですよ。

このとき、 子音の後ろに余分な母音を足して日本語読みにしてしまわないように注意します。「tennis」ならば「tenu、nisu」と「u」を付け足して発音してはいけません。一つの音は必ず子音で終わるということを覚えておきましょう。

また、単語によっては「子音+母音+子音」の形にするには前後どちらかの子音が足りない、という場合があります。この場合、そのシラブルの前後にある子音を代用します。

例えば「dragon」という単語なら「drag、gon」という風に、「g」を分割します。もう少し長い「I’m taking it」という文なら「I’m、tak、king、git」という感じにして「子音+母音+子音」の形を守ります。

シラブルが母音で終わる場合は、弱い「y」や「w」の音を付け足して「子音+母音+子音」に直すこともあります。例えば、「I」や「you」は語尾にそれぞれ「y」、「w」を付け足すことで、「子音+母音+子音」にすることができます。

◯歌を使ったシラブルの練習法

まずは歌を使って練習してみましょう。歌はリズムに合わせてシラブルごとに音が区切られていることが多く、シラブルの感覚を掴みやすいのです。童謡やゆっくりとした洋楽を、リズムを感じながら聞いてみて、何となくシラブルの感覚がつかめてきたら、実際にシラブルを意識して歌ってみましょう。

これに慣れてきたら、ニュースなどを聞きながら、より実践的なシラブルの感覚を磨きます。具体的には、リスニングをしながらシラブルごとに手でリズムをとります。次に、同じ文章を聞くと同時に発音しながら、先ほどと同じように手でシラブルを区切ります。これを繰り返すことで、普通の文章であってもシラブルを意識したよりネイティブっぽい発音に近づけていくことができます。

 

◯シラブルを意識した発音で楽しい留学に

シラブルを意識して練習し始めると、日本語訛りの原因がよくわかってきます。また、これに慣れてくれば、同時にリスニング力も向上します。留学中スピーキングで悩みたくないという方も、この方法ならまだ間に合います。是非今日からシラブルを意識した練習にチャレンジしてみてください!

 

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